社長メッセージ

エキナカの進化と価値向上に向けて、
新しいことに果敢にチャレンジする、
意欲と情熱を持った人に期待します。

代表取締役社長 高橋 眞

JR東日本グループの中核として
魅力的なエキナカを創造

1987年4月、国鉄の分割民営化によりJR東日本が発足しました。当社はそのグループ会社として、旧(財)鉄道弘済会より事業を引き継ぎ東日本キヨスク(株)として営業を開始、2007年に現在の社名へ変更し、時代とともに変化するお客さまのニーズに応え、多彩な業態を開発して事業を推進してきました。現在、「NewDays」「NewDays KIOSK」を合わせて直営の約800店舗を展開、「エキナカコンビニ」として多くのお客さまの支持を集めています。さらに、土産や書籍、生活雑貨、薬局等の各種専門店約260店舗を運営。そして2018年4月には、エキナカ商業施設である「エキュート」の開発・運営を担ってきたJR東日本ステーションリテイリング(以下・SR社)と合併、また同時に飲料自販機を展開しているJR東日本ウォータービジネスを子会社化しました。このグループ再編によって、エキナカ開発、そしてJR東日本グループの中核企業という位置づけが明確になりました。デベロッパー業に特化したSR社と当社が持つそれぞれのノウハウ、経験値が生む相乗効果によって、駅に新たな人の流れを創り出し、より魅力的なエキナカフィールドを創造していく考えです。また一方で、合併により業務効率化が図れたことで、間接部門を中心にコストダウンを実現、よりスリム化した財務体質への転換が進んでいます。

コンビニの一層の利便性向上と
新たな空間創造の取り組み

当社の主力事業は売上高の過半を占める「NewDays」をはじめとしたコンビニエンス事業です。現在、コンビニエンス業界の市場は飽和し、競合は厳しさを増しつつあります。その中で、いかに当社の独自性を打ち出すかが問われています。これまで、「エキナカ」という限られた場所、狭小な売場面積の中で、お客さまが必要とする商品を品揃えし、魅力的に訴求し効率的に販売することで、幅広い多くのお客さまに様々な価値を提供してきました。現在、一店舗当たりの売上高および売場面積当たりの売上高で、業界トップクラスの実績を築いています。しかし課題も少なくありません。街中のコンビニエンスストアと異なり、限られたスペースであることから、時間帯によっては動線が混雑し、お客さまへのサービス提供が行き届かないケースも発生します。また、業界全体の課題でもありますが、慢性的な人不足が継続しています。そうした課題解決に向けた取り組みの一つとして、業界内では先駆けとなるセルフレジを設置。すでに360台以上を各店舗に導入しており、順次拡大していく考えです。また、最近の技術革新の進展を背景にして開発が進められている「無人店舗」にも今後積極的に取り組んでいきます。デベロッパー事業に関しては、ここへきて「エキュート」、あるいは新たなブランドも視野に入れた、複数の開発案件が始動しています。2020年の東京オリンピック開催に合わせて、エキナカの環境整備を進め、より快適な空間創造に取り組んでいきます。

駅を拠点とした街づくりに関わる
やりがいに満ちたフィールド

少子高齢化、女性の社会進出、経済の国内成熟化とグローバル化、インバウンド旅行者の増加など、現在、日本を取り巻く社会・経済環境は急速に変化しています。これらの変化に、柔軟かつスピーディに対応していくために、当社は、多角的に必要な情報を収集した上で、自分の頭で考え抜き、新しいことに失敗を恐れず、積極的に挑戦する意欲と情熱を持った人を求めています。当社は、社員一人ひとりが主役として自分の想いを「かたち」にすることが可能な会社です。だからこそ、「まずやってみよう」という進取の気性こそが大切です。一方、「社員こそ会社の最大の財産」と考え、社員を育てる、社員の能力を伸ばすことに力を注いでいます。最近、試験制度や賃金制度などの人事制度を一新し、また成長を支援する研修センターや通信教育メニューを提供するなど、向上意欲のある社員により的確に応えられる形を整備してきました。さらに社員が働きやすい環境整備も進めるべく、育児休暇をはじめとした各種制度や子ども手当の充実、フレックスタイム制の実施、あるいは服装へのビジネスカジュアルの導入といった、社員目線に立った当社独自の働き方改革に取り組んでいます。

当社のエキナカ事業は、店舗や商品、空間の開発によって駅の価値向上に、ひいては沿線価値の向上につながっていくものです。駅を拠点とした街づくりに関わることができる、大きなやりがいに満ちた仕事であることを約束します。